[体験談シリーズ]オフィスビルのカフェが一変!想定外の忙しさで学んだエスプレッソ地獄?!

元カフェ店長の経験談

オフィスビルの中にあるカフェ、普段の平日は大体決まった時間に忙しさを迎え、決まった時間に

閑散とし、空いた時間に仕込みなど行なう日々

そんな怒濤の平日を終え、静かな土曜日を迎えます(日曜は定休日)

土曜日はいつもの客層ではなく、近辺に住むお客様がほとんどでいつもよりも和やかな時間が流れます

バリスタなりたての自分にとっては慣れるのにちょうど良い日

だったのですが

我々が働いているカフェの隣には大きなイベントホールがあるのです

催しがある日だけは普段よりも多くのお客様が利用し雰囲気が一変

今回はその時の体験をお話しします。

普段は静かな土曜日

オフィスビルだからこその落ち着き

オフィスビルは基本的に、土日は閑散としています

休日出勤であろうサラリーマンたちがビルの中をチラホラ歩いてるぐらいで基本誰も歩いていません

あとは出入りが自由なビルと言うこともあり、ウォーキングをしてる方は休憩という形で利用される方が多かったです

いつもは聴こえづらいエレベーターの音なども、静かゆえにビルに響き渡っていました

平日とのギャップ

社員は交代で二人ずつ土曜日はお休みです

なので残された社員2人と2〜3人のアルバイトたちで回していました

エスプレッソマシンを週1で掃除をする項目があるのですが、基本的には土曜日の落ち着いてる時にまとめて終わらせます

美味しいエスプレッソを提供するにはマシンの清掃は欠かせないですからね

次の日が休みな為、我々従業員も少し談笑などしたりで週末なんだと思わせる日でした

イベントがある日は土曜日が一変

一瞬の出来事

しかし、毎週このような感じではないのです

このオフィスビルの隣にまあまあ大きなイベントホールがあります

ガラスの扉一枚向こう側にあるそのホールでは時には催し物、時には会社の会議、講習会など

幅広く利用されています

そこでイベントがあった時、例えば講習会や会議での利用だと、休憩時に一気にお客様が押し寄せ

そうなると瞬く間にレジに長蛇の列ができるのです

エスプレッソマシン全力稼動

長蛇の列ができた時にはこちらも大忙し、一瞬で20〜30人並ぶこともありました

隣でイベントをやってるのは見れば分かるので、ある程度は身構えてはいますが・・

やはりコーヒーやカフェラテをご注文が多いのでバリスタはバタバタ

フードが落ち着いていたらバリスタができる人の場合は手伝いに来てくれます

エスプレッソマシンは4台ありますのでフル稼働

絶え間なくエスプレッソを落としていました

急な混雑に対応するための工夫と連携

事前準備で差がつく仕込みの工夫

急な混雑に対応するには事前準備が欠かせません

・いつ並んでもいいようにエスプレッソのクオリティは最高にしておく

・クオリティをチェックするときに豆は多めに挽いておく(挽きすぎるとダメ)

・マシンの掃除は早めに終わらせとく

簡単なことですが、これらを行い対策していました

レジとバリスタの連携

ただ、バリスタだけの力だけではスムーズに捌けません

レジの協力が必要になります

それはお客様の対応を少し遅らせることです

聞こえは悪いですが、その分丁寧な接客ができます

いつも以上に丁寧な接客をして、飲み物だけのお客様には焼き菓子などもおすすめすれば

売り上げにもつながりますし、お客さまへも不快な思いをさせないはずです。

そんな土曜日で学んだこと

チームワークが重要

先述した通り、土曜日に限らず普段の忙しい時もですが、スタッフ間の連携が大事だと学びました

一人で頑張ることも良いことではありますが、声を掛け合いながら動けばチームとなって

効率も上がり結果お客様満足度も上がることに繋がります

そして忙しい時こそお客様への気配りも忘れてはなりません

従業員に余裕がないとそれはお客様にも伝わってしまいます

〇〇お付け致しますか?

大変お待たせをいたしました

などちょっとした事を徹底する事も大事だと学びました

まとめ

私がいたカフェは土曜日は閑散としていることが多い一方

イベントがある時は一気に大行列になるカフェ

その落ち着いた時間と忙しさに振り回されることも多々ありましたが

工夫や連携しながら学ぶことも多かったです

あの経験があったからこそ、暇だったとしても気を抜かず仕事する姿勢を学べたんだと思います

今回学んだことはフード業務などでも大きく活かせるものでした

次はフードの忙しさをお伝えできたらなと思います

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